描く世界を愛するコト
画家が、風景の中から切り取った構図を描くとき、
それを愛しているから、自我のない美しい作品が描けるんだなぁ、、、
描く対象を愛することが名作を生むのかぁ・・・
なんてーコトを思いながら観ていました。
TVで日本画家の東山魁夷の美を探る番組をやってまして、今日はその2回目。
それを観て感じたことです。
先週1回目は、ドイツを旅した魁夷が描いた、風景画の美を探る内容でした。
そこドイツで魁夷が出会った言葉、
「静寂は、人にとって神聖なもの」
2回目は、京都の美。
自然が生み出した風景ではなく、人間が作り出した風景が描かれています
。
いってみれば 人工の美 なのだけど、一つ一つの作品に魁夷の想いを探ると、
お城の石垣、お寺の庭の石、手入れの行き届いた山杉 などなど・・・
人物はどこに描かれてはいないけど、そんな風景画の奥には、人の存在も感じられて、
素晴らしいな・・・と思いました。
きっとこの人は、絵を描くとき、描く世界を愛していたのだろうな・・
愛する気持ちが素晴らしい作品を作り上げ、多くの人を感動させるんだ と思いました。
となると・・・
意識が自分自身を創造しているだから、 私も私の作品と言ってもいい。
ならば、
自分を愛することが、自我のない美しい「私」を創り上げていくことになる。
愛するとは 我即神也 を認めること。
なによりも自分を愛することが大切なのだ・・・と思いました。
私は、柔和で穏やかで平安で優しく、幸せで愛に満たされている。
私の言動は人々に幸せと平安と喜びをもたらしている。
来る日も来る日も、神である私には、幸せのみ、喜びのみ、成功のみ、輝ける生命そのもののみが現れる。
by mppoe-light | 2011-06-20 23:24 | 真理について思ったこと