ちょっとおさらい☆「踊る物理学者たち」
ピタゴラスさんの次のファイルを貼り付ける前に、
量子論について、ちょっとおさらいしてみることにしました。
といっても、私が理解できるのは、ほんの入り口程度なので
上手く書けるかどうか分からないけど~。
リプトン博士の「思考の力」にも、ちょっと出てきた
ゲーリー・ズーカフ著 「踊る物理学者たち」 と言う本、
随分前に取り寄せて読みました。
読む・・・と言っても理解できたのは、・・・半分程度?、
ニュートン力学、一般相対性を少々、と量子論はほんの入り口くらいです。
(難しい理論や定理は理解できない・・・)
この本は、数式をまったく使わず、文章だけで物理の理論を解説したものです。
面白いのは物理学と東洋思想を結び考察してあるところ。
(定理が理解できないと東洋思想との考察も理解できないので、
半分くらいしか分からなかった・・・(笑)
著者のズーカフ氏は精神世界の本を数冊出していて何冊か読みましたが、
どれも良かったです♪(●^o^●)「踊る物理学者」 よりずっと読みやすい♪
「踊る物理学者」から ↓
量子力学は今世紀(20世紀のこと)初頭に自ら姿を現した。
量子論では、自然は或るかたまり(量子)という形で生起するのであり、
量子力学はこの現象を研究している。
ニュートン物理学は依然としてマクロな世界にあてはまっているが、原子より小さい領域ではうまくいかない。
原子以下レベルの現象にはニュートン物理学はあてはまらない。
そこでは、粒子の位置と運動量を完全な正確さをもって同時に知ることができない。両者を近似的に知ることはできても、片方が正確になるにつれて、
もう一方が不正確になる。
このことは実験によってすでに繰り返し確証されている。
位置や運動量・・・が分かるからこそ、私たちは飛行機に乗ったり、ロケットも飛ばすことが出来ます。
原子より小さい粒子の位置と運動量の両者を決定することが出来ないのだから、我々の予測できることは多くない。
だから、量子力学は個々の事態を予測することは出来ないし、しようと思ってもできることではない。
しかし、確率を予測することはできる。
ニュートン物理学では「今これこれの状態ならば、次はこれこれの状態になる。」と表現するが、
量子力学では「今これこれの状態ならば、次にこれこれの状態になる確率はこれこれである。」と表現する。
つまり(原子以下レベルの粒子の)位置と運動量、の両方を正確に知ることが出来ないからである。どちらを正確に知りたいのか、これは我々の選択の問題であって、それによって実験も異なる。
量子論に出てくる ”確率”を、ものすごーく簡単におさらいをしてみました。
あと、”観察者” について、説明したいんだけど・・・・書けるだろうかー。???
by mppoe-light | 2010-02-12 21:57 | 真理について思ったこと