はじめからある つづき☆

「アルケミスト(錬金術師)」というお話から

スペインの羊飼いの少年サンチャゴは、ある日ピラミッドのそばで宝物を
見つける夢を見ました。 彼は夢を追ってエジプトへ渡る決心をします。
羊を売ったお金を持って少年は海峡を渡りエジプトを目指します。
ところが、旅を始めてわずか2時間後、少年は持っていた全財産をすべて
盗られてしまい一文無しになってしまいます。


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彼は別の国にいた。見知らぬ土地のよそ者で、その土地の言葉を
話すことさえできなかった。少年はもはや、羊飼いではなかった。そして何も
持っていなかった。帰って一からやりなおすお金もなかった。

今、僕は一人ぼっちで悲しい。一人の人間が僕を裏切ったから、僕はいじわるになり、
人を信用しなくなるんだ。僕は宝物を見つけられなくなったから、宝物を見つけた人を
憎むようになるだろう。そして自分はだめな人間だという考えにとりつかれるだろう。
なぜなら僕はとるに足りない人間で世界を征服できないからだ。

「おまえが何かを望めば、宇宙のすべてが協力して、それを実現するように助けてくてるよ」


少年は、旅に行くよう促した不思議な力を持つ王様のことを思い出します。
そして旅立つ前に王様がくれた 前兆を教えてくれる二つの石を取り出し、
自分が宝物を見つけることがまだ出来るかどうか 石に聞いてみました。

ところが、その二つの石は袋の穴から落っこちて地面にころがってしまいました。

「前兆に気がつくようになるのだよ。そして、それに従って行きなさい」

少年は王様の言葉を思い出します。

「前兆だって」 少年は一人でにっこりした。
彼は二つの石を拾うと、それを袋の中に戻した。彼は穴をつくろおうとはしなかった
その石は落ちたければいつでも落ちることができた。彼は自分の運命から逃げないために、
聞いてはいけないことがあることを学んだ。

「自分の意志で決定すると約束したんだ」 と少年は自分に言った。

彼は人気のない広場をもう一度見回した。もうさっきほど絶望してはいなかった。
ここは見知らぬ場所じゃあない。新しい場所なんだ。・・・・・・・・・・・
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こうしたことをつくづく考えているうちに、彼は自分のことをどろぼうに会った
あわれな犠牲者と考えるか、宝物を探し求める冒険家と考えるか、そのどちらかを
選ばなくてはならないことに気がついた。

「僕は宝物を探している冒険家なんだ」 と彼は独り言を言った。


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こうやってまた 少年は旅を再会します。 一文無しで言葉も通じない知らない土地で
彼は様々な体験をしていきます。

この物語「アルケミスト」は 児童書のように読みやすい冒険物語です。 
でも 内容は深くて面白いんですよ。 大好きな一冊です。
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by mppoe-light | 2009-09-13 10:49 | 真理について思ったこと